現役ベンチャー支配人に聞いた、報酬のリアル
着任3年目を迎えた山本支配人(左)・田原副支配人(右)
元警察官(左)と、元大手製造会社勤務(右)。畑違いの2人が「ベンチャー支配人」という制度に出会い、3年目の今はNISAに年数百万円を投じるまでに。
富山県のホテル1棟を運営する山本支配人(元警察官)・田原副支配人(元大手製造会社勤務)に、ベンチャー支配人の報酬のリアルを、その道のりごとお聞きしました。
―結論からお聞きします。
「4年で2,000万円/2人」は、
本当に実現できる数字なのでしょうか。
本当ですが、
簡単に実現できるわけではない
山本支配人
正直、自分たちの今のペースでいくと、オーバーすると思います。今でもびっくりしています。
というのも、元々本当にお金がなかったので、今収入が上がっても地に足のついた使い方ができているんです。普通に暮らせることが、めちゃくちゃ幸せというか…(笑)。
田原副支配人
サラリーマンの頃と比較すると「こんなにもらっちゃっていいのかな(笑)」と、想像以上でした。家賃・水道光熱費がかからないのが、圧倒的に大きいですね。
山本支配人
1年目は返済に充てて、2年目でトントン。3年目の今は、NISA等で年間数百万円くらい投資できるスピード感です。
田原副支配人
ただ、最初からこの数字だったわけではありません。着任1年目の半年間は、インセンティブが入るタイミングの兼ね合いや返済もあり、朝食の残りをお弁当にして食べるくらい苦しい生活でした。
インセンティブや報奨金が入り始めてから、一気に余裕ができたんです。
山本支配人
運営の担当者の方に「4年後に1,000万円貯めたいです」と伝えたら「ちゃんと頑張れば、貯められますよ」と言われて、正直「絶対嘘やろ」って話していました(笑)。でも、インセンティブの部分がかなり大きくて、今ではいけるなって思います。
実際、20代で年収1,000万円を超えることができました。稼げないなんて言えないですが、ただ頑張ればというのが大前提だと思います。
―着任してから、「あれ、
こんなはずじゃなかった」と
感じることはなかったのでしょうか
仕組みを理解していたから、
違和感はなかった
山本支配人
ギャップは感じなかったです。インセンティブが入るまでの流れや、最初の半年がどれくらい厳しいかは、説明会や先輩支配人の話で事前に聞いていたので、想定の範囲内でした。
それよりも、個人事業でうまくいかなかった経験があったからこそ、「今度こそ絶対に成功させてやる」という気持ちの方が強かったです。応募前に厳しい生活を経験していたので、多少苦しくても、もうやるしかないという覚悟はできていました。
―なぜ、そこまでの金額を
実現できるのでしょうか。
その仕組みを教えてください
家賃0円+水道光熱費0円と、
インセンティブ
という明確な物差し
(https://www.superhotel-shihainin.jp/shsuperhotel/all/OfK_1_1_AOID%2CID/CLadvantage.htm)
田原副支配人
そもそも、4年間の報酬は「固定報酬」と「JOB型報奨金」の2階建てになっているんです。固定報酬だけでも4年間で2人合計4,950万円以上あって、1年目が最低1,200万円、2年目以降は毎年最低1,250万円~。そこにインセンティブと業績報奨金っていう2種類の「JOB型報奨金」が上乗せされる仕組みなんですよ。(他にもJob型報奨金は多数あります。)
初期投資や加盟料もいらないし、住んでいるホテルの部屋も家賃・水道光熱費が0円。そのぶん、丸ごと貯蓄に回せるんです。
―実際に、
どんな行動を積み重ねて
数字を作ってきたのでしょうか
毎月稼働率100%を
「最低タスク」に
山本支配人
大前提として、インセンティブゲージはまだG2の段階で、最高評価であるG1や業績報奨金の満額には届いていないので、満足はしていません。ただ、達成項目と数字が明確で分かりやすいので、振り返りながらトライアンドエラーでアプローチしています。
1つのアプローチだけで数字が極端に上がるということはないので、思いついたらやる、を繰り返しているだけなんですよね。毎月、稼働率100%達成を最低タスクとして捉えているんですけど、それを続けることがそのままJOB型報奨金を満額取りにいくための、日々の行動になっています。
「全員リピーター」「全員公式アプリから予約」「全員顔見知り」というホテルが究極形だと思っているので、そこに少しでも近づけるのが目標です。
田原副支配人
一度来てもらえればリピーターにする自信があったので、手作りのチラシを作成してホテルの前に置いたり、仲の良い近隣の飲食店やお店に置かせてもらったりしました。集客が厳しい時期でも、電話予約に繋がる取り組みを地道に続けています。
現状の稼働率もインセンティブも、共通しているのは、課題を明確にして、そこにアテンダント(スタッフ)を巻き込んで全員で取り組むということだと思います。
「仲良くなる」ことが、
数字にもつながる
山本支配人
稼働率が売り上げに直結すると思っています。かみ砕くと、需要が上がれば稼働率と料金が上がって、この2つが上がれば売り上げが上がる。だから一番根本にあるのは、需要を上げることなんです。
需要を上げるためには、お客様への営業が欠かせません。自分たちは"仲良くなる"とよく言っているんですけど、仲良くなればまた来たくなりますし、顧客満足度も自然に上がるんです。別のことに見えて、根本は同じだと思っています。どちらを上げるためにも、いい接客、いい朝食、いいウェルカムバーが大事だと思っています。
―2人で運営する上で、
ぶつかることはありますか
同じ目標なのに、アプローチの
仕方が噛み合わなかった
山本支配人
元々シェアハウスをしていてお互いのことを知っている仲でしたが、仕事だと全然違いました。「100万円売り上げよう」という目標は同じはずなのに、取り組み方や考え方が違うのでぶつかり合っていました。
そういう時は、ひたすら話し合うしかないですね。コミュニケーションは大事だなと実感し、人生で初めて自分中心ではなく、相手の気持ちを優先するようになりました。
田原副支配人
新店の立ち上げを経験した際は、お互い熱くなりすぎて、どなり合いの喧嘩をしたこともありましたね(笑)。
他店舗の支配人が駆けつけてくれて「とりあえず飯食え。お腹が空いているとイライラするから。」と言われてご飯を食べたら、綺麗に丸くなりました(笑)。お互い熱量があるからこそぶつかるので、悪いことではないと思っています。
―本部のサポートは、
報酬を得る上で
どう影響しているのでしょうか
「補助輪がついた自転車」
という後ろ盾
田原副支配人
ソリューション運営本部の方やエリア担当者が定期的にメンタルケアをしてくれたり、部屋が埋まっていない時に電話でアドバイスをくれたりします。
山本支配人
はじめの頃は特に、補助輪がついた自転車に乗るような感覚ですね。「これを目指してください」という基準は明確ですが、目指し方は自由で裁量があります。自分たちのアイデア次第で数字や結果が目に見えて上がるので、めちゃくちゃ面白いです。
補助輪はほぼ必要なくなりましたが、自転車をカスタマイズするための部品(時代に合わせて力を入れた方がいいこと)があれば、それを本部がくっつけてくれるような感覚は今でも変わりません。今後、この「スーパーホテル」という自転車を降りる時が来ても、この経験は必ず生きてくると思っています。
―正直なところ、
資金形成だけが目的でも、
続けられるものなのでしょうか
「覚悟」がなければ、
最低ラインしか取れない
山本支配人
工夫をせずに、普通に当たり前のことだけやっていたら最低ラインしか取れず、ただきついだけで割に合わないと思います。成果に伴うインセンティブが大きい仕組みなので、お金だけを目的に来てしまうと、"きつい"部分だけを味わうことになるはずです。
田原副支配人
そうですね。サラリーマン感覚のままだと、正直きついと思います。特に1年目は、インセンティブが入ってくるまでに踏ん張らないといけない時期があるので、そこを乗り越える理由が「お金」だけだと、途中でしんどくなってしまうんじゃないかなと。
山本支配人
高い報酬だけを目的にすると、そこにギャップを感じてしまうかもしれません。でも、いい経営をしないと高い報酬は得られないので、最初はそれでいいと思っています。そのうち成長していって、スキルも自然に磨かれてくるので。
―改めて、ベンチャー支配人の魅力は何だと思いますか
20代でも、数億円規模の売上を
動かす経験ができること
田原副支配人
20代後半でホテル一棟まるまる任されて、数億円規模の売上を動かす体験は他では絶対にできません。同年代と比べても、年収も経験も全く違うものが得られることがベンチャー支配人の魅力です!
山本支配人
現状を変えたいという、めちゃくちゃ強い気持ちがあるなら、絶対に挑戦した方がいいです。迷っているのであれば、まずは説明会で話を聞いてみる価値はすごくあると思います。
山本支配人・田原副支配人に
聞いた、1問1答FAQ
ここまでの取材で語ってもらった内容以外にも、ベンチャー支配人に関する質問をいくつか追加で聞いてみました。
Q.休みはちゃんと
取れるんですか?
山本支配人
決まった休日というものはありませんが、館内に従業員が2人いる状況を作れれば、片方が丸1日外に出て休む日を作れます。週に1回ずつ、そういう時間を確保するようにしています。
Q.スタッフを巻き込んで数字を
作るために、どんなチーム運営を
していますか?
田原副支配人
清掃会社の方を含めると20〜30人くらいのチームですが、毎朝の朝礼で日々の目標や「今日はここに力を入れたい」という項目を共有しています。自分たちは支配人の中でも若い方で、アルバイトの方とも年齢が近いので、「ベンチャー企業のように一緒に目標を取りに行こう!」という雰囲気作りを意識しています。日常の雑談もすごく大事にしています。
Q.ベンチャー支配人制度への
チャレンジで
意識していることはありますか?
山本支配人
ノーリスクで色々挑戦できるこの期間に、様々な店舗や新しい環境に挑戦したいです。安定を選ぶより常に貪欲でいたいですね。
Q.スタッフの採用や育成では、
どんなことを意識していますか?
田原副支配人
育成は、何を言われるかより誰に言われるかで変わってくるので、まずは自分たちがプレイヤーとして一番であることを意識しています。あとは自分たちのためにも楽しい雰囲気作りをしつつ、締めるところはしっかり締めるようにしています。
「多様性があって扱いが難しい」「ハラスメントが心配」という話もよく聞きますが、日常でコミュニケーションをしっかり取っていれば、きちんと言うべきことは言いやすいです。むしろ、いろいろなことに興味を持っている子が多いので、人材としては優秀な人がかなり多いと感じています。採用も自分たちで行っていて、初対面でのコミュニケーションや話しやすさを重視しています。
Q.繁忙期は
どのくらい忙しいんですか?
山本支配人
8月などの繁忙期は宿泊人数が通常の1.5〜1.8倍に増えます。チェックインの15時から朝食の混雑緩和案内を徹底するなど、オペレーションを工夫しながら乗り切っています。そこで満足度を高められた時に大きな手応えを感じます。
ベンチャー支配人制度の高い報酬の裏には、着任1年目の厳しさやそれを乗り越えるための地道な努力、そして本部の手厚いサポート体制という具体的な仕組みがあります。
簡単に稼げる仕事ではないですが、少しでも「今の人生を変えたい」「叶えたい夢がある」という思いをお持ちの方は、まずは説明会でお話を聞いてみてはいかがでしょうか。
Sponsored by
育てる会社
監修株式会社スーパーホテル
※2026年10月時点の情報です。
※1参照元:スーパーホテル公式HP(https://www.superhotel.co.jp/)
※2参照元:JDPOWER公式HP(https://japan.jdpower.com/ja/press-releases/2025_Japan_Hotel_Guest_Satisfaction_Index_Study)
※3参照元:スーパーホテル公式HP(https://www.superhotel.co.jp/eco-first/)
スーパーホテルが大切にしているのは、支配人という“役割”を任せることではなく、その先にある“経営者”としての力を育てることです。
国内180店舗、海外2店舗(※1)を展開する、宿泊特化型ホテルチェーン。“安全・清潔・ぐっすり眠れる”をコンセプトのもと、1996年の1号店開業から30年周年を迎えを迎えました。J.D.パワーの顧客満足度調査では、エコノミーホテル部門で11年連続No.1(※2)を獲得。環境大臣が認定する「エコ・ファースト企業」にも、ホテル業界で唯一(※3)選ばれています。
