研修とサポート体制
未経験でも挑戦できる理由
ベンチャー支配人制度は、着任前に約50日間の研修があり、着任後も本部担当者のサポートや先輩・同期とのつながりが続きます。この記事では、研修の中身とサポート体制について、先輩支配人と本部スタッフの声もあわせてお届けします。
ベンチャー支配人制度の
研修・サポート体制の全体像
着任前から着任後まで、どのような支援が続くのかを整理します。
- 着任前:約50日の研修
本社での座学・店舗での実習を通じて、ホテルオペレーションと経営の基礎を身につける - 着任後:本部担当者への相談
オペレーションから緊急時の対応まで、担当者にいつでも相談できる体制 - ベンチャー支配人同士で情報交換
同じ立場で挑戦する仲間と、店舗の垣根を越えて相談し合える場がある
50日研修では、何を学ぶ?
50日研修は、座学・OJT(店舗実習)・着任前の最終確認という3つのステップで進みます。
- 座学:本社で経営理念とオペレーションの基礎を学ぶ。学んだ内容は、ペアでお客様役・スタッフ役に分かれたロールプレイングを重ね、実践できるレベルまで練習する。
- OJT:実際に運営している店舗に入り、先輩支配人・副支配人から直接指導を受けながら、接客対応や運営業務を一つひとつ身につける。
- 着任前確認:再び本社に戻り、着任後に関わる各部署からの専門研修を受けたうえで、ペアでの役割分担と考え方を最終確認する。
研修の目的は、オペレーションの暗記だけではありません。
50日研修のリーダーであり、西日本エリアを統括するスーパーホテルの本部社員・胡内様は、研修で大切にしていることを次のように話します。
50日研修の目的は
「経営者として考える力」を
身につけること
研修チームのリーダーを務める胡内様は、自身も元ベンチャー支配人。
現在は、スーパーホテルの社員として西日本エリアで約85店舗以上(※2026年10月時点)の運営を統括しながら、着任前50日間の研修全体にも携わっています。
そんな胡内様に、研修で大切にしていることを聞きました。
身につけてほしいのは、
経営者としての判断力
胡内様
オペレーションの基本を覚えていただくのはもちろんですが、それだけでは足りません。着任後はアルバイトさんを雇う立場になるので、まずホテルの経営理念をしっかり理解していただくことが大切です。
そしてもう一つ大切にしているのが「自律型感動人間」という考え方で、指示を待つのではなく、自分で考えて周りのために動けるかどうかです。
この「自分で考え、行動する力」は、実際の現場判断にもそのまま表れます。よくあるのが、新しいことをやってみようと試みても、オペレーションが増えてしまうのでやめておこうというケースがあります。しかしそれが本当にホテルを経営する上で正しい判断なのか、やらないことが正解とは限りません。そうした判断をベンチャー支配人と一緒に考えていくのが、この研修の肝だと思っています。
ペアの本気度は、
研修の終盤に見えてくる
胡内様
ベンチャー支配人制度はペアでやる仕事なので、お互いを思いやれているかが、研修の中盤から終盤にかけて見えてきます。
たとえば、男女ペアの場合、男性側が「俺がやるから大丈夫」と抱え込んでしまうケースもありますが、両方がしっかり向き合わないと店舗はうまく回りません。
業務の配分は5:5でなくても構いません。6:4でも7:3でもいい。大切なのは、お互いが納得した上でその配分を決めているかどうかです。ただ大切なのは、一人ではできないということです。本当にやりたいという気持ちがふたりとも揃っているか、着任前の研修を通じて、お二人自身にも改めて確認していただいています。
研修期間を延長して、
着任にたどり着いた夫婦がいる
胡内様
パソコン操作が苦手な年配のご夫婦がいて、通常の研修期間では終わらず、期間を延長したこともありました。
それでも、業務時間が終わった後に「復習させてください」とご自身から足を運ばれるくらい、謙虚な姿勢で取り組まれていました。
他の店舗の運営も見ていただきながら少しずつ成長し、無事に着任まで進むことができました。苦手なことがあるかどうかより、ご本人たちがそれとどう向き合うかが大切なんだと思います。
着任後は誰に、
どんなことを相談できる?
50日研修が終われば、いよいよ着任です。着任後は、本部の各専門部署と連携しながら運営していきます。
| 困りごと | 相談先・サポート内容 |
|---|---|
| オペレーション・ システム操作 |
着任直後で操作に不慣れな時期でも、本部担当者に確認しながら進められる |
| 売上・稼働状況 | 本部の担当者から、スーパーホテルの経営ノウハウをアドバイスしてもらえる |
| 緊急トラブル | 本部担当者が判断をアドバイスしてくれる。必要な場合は現場に駆けつけてもらえる |
| 労務など専門的な問題 | 本部の専門スタッフに相談できる |
| 日々の経営上の悩み | まずは自分たちで考え、必要に応じて本部担当者に相談できる |
| 同じ立場の 意見が欲しい |
全国の同期・先輩ベンチャー支配人と情報交換できる集まりがある |
本部は「答えをくれる人」
ではなく、一緒に考える伴走者
先ほどの表にある「日々の経営上の悩み」や「緊急トラブル」について、実際に本部の担当者はどんな関わり方をしているのか。
九州エリアの担当者・新原様に、着任後のサポートの実態を聞きました。
新原様は、ベンチャー支配人・副支配人と一番距離が近い立場で、日々の課題や売上向上について、ベンチャー支配人と一緒に考えていく役割を担っています。
相談の中身は、着任からの
時間とともに変わっていく
新原様
着任間もない頃は、システムの操作や、現場での細かいオペレーションに関する相談が中心です。それが徐々に「自分はこうしたいと思いますが、どう思いますか」という提案型の相談や、「緊急事態があったので、こう判断して対応しました」という報告に変わっていきます。相談の質そのものが、着任からの時間とともに上がっていく感覚があります。
すぐに答えを渡すのではなく、
まず考えてもらう
新原様
相談を受ける時に意識しているのは、こちらからすぐに答えを出さないことです。「どうすればいいと思いますか」と、まずベンチャー支配人自身に考えてもらうようにしています。
答えを渡すか、一緒に考えるかは、単純に緊急度で切り分けています。緊急を要する場面ではアドバイスを出しますが、日々の課題については、お互いに考えを出し合いながら一緒に考えていきます。
着任3ヶ月で熊本地震に見舞われたペアに、現場で寄り添った
新原様
ベンチャー支配人との連絡は、基本的に日々の電話やメールで取っており、何かあればすぐに相談してもらえる一番信頼できるパートナーでありたいと思っています。
実際に、着任からわずか3ヶ月で熊本地震に見舞われたベンチャー支配人ペアがいて、その時は現地に足を運んで、「もしこれがスーパーホテルではなく、自分の店だったらどうするか」という経営者としての意識を一緒に持てるよう寄り添いました。
結果、そのペアは地域へのボランティア活動にも前向きに取り組んでくれて、モチベーションを高く保ちながら、今も奮闘してくださっています。
現役ベンチャー支配人が実感!
「本当に助かったサポート」
エピソード
本部がリスクをカバーしてくれる、「補助輪」がある
という安心感

山本支配人(左)・田原副支配人(右)
未経験からベンチャー支配人制度に挑戦した現役ペア――富山県内の店舗を運営する山本支配人(元警察官)・田原副支配人(元大手製造会社)に、実際に助けられたサポートをお聞きしました。
田原副支配人
僕らが口をそろえて言えるのは、本部がリスクをカバーしてくれる安心感があるということです。本部の方やエリア担当の方が、定期的にメンタルケアの連絡をくれたり、「今日部屋が埋まっていないですけど大丈夫ですか?」って、私たちの性格を理解したうえで声をかけてくれたりするんです。
山本支配人
本部が土台を支えてくれる中で、自分たちのアイデアで数字が伸びていくのが面白いんですよね。達成項目や数字が明確に示されているから、振り返りながら試行錯誤できるのも、モチベーションの支えになります。最初はスーパーホテルという「補助輪」がついた状態で走らせてもらっていましたが、今ではほとんど補助輪なしで走れるようになった感覚です。
喧嘩になった時、
助けてくれた他店舗の先輩ベンチャー支配人

山本支配人
立ち上げ期間中、目標に向けた取り組み方の違いから、2人で怒鳴り合いの喧嘩になったことがあったんです(笑)。その時、他店舗を運営する先輩ベンチャー支配人が話を聞きに来てくれて、仲を取り持ってくれました。
田原副支配人
そうそう(笑)。「とりあえず飯食え。お腹が空いているとイライラするから」って声をかけてもらって、それだけで気持ちが落ち着いたのを覚えています。同じ立場で頑張っている支配人同士だからこそ、分かり合える部分があるんですよね。
こうした横のつながりを持てることも、ベンチャー支配人制度の心強さだと思います。
研修・サポートについて、
もっと詳しく知りたい方へ
ベンチャー支配人制度の説明会では、この記事で紹介しきれなかったお話や質問にもその場で答えてもらえます。
少しでも興味がある方は、まずは話を聞いてみるところからスタートしてみませんか?
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育てる会社
監修株式会社スーパーホテル
※2026年10月時点の情報です。
※1参照元:スーパーホテル公式HP(https://www.superhotel.co.jp/)
※2参照元:JDPOWER公式HP(https://japan.jdpower.com/ja/press-releases/2025_Japan_Hotel_Guest_Satisfaction_Index_Study)
※3参照元:スーパーホテル公式HP(https://www.superhotel.co.jp/eco-first/)
スーパーホテルが大切にしているのは、支配人という“役割”を任せることではなく、その先にある“経営者”としての力を育てることです。
国内180店舗、海外2店舗(※1)を展開する、宿泊特化型ホテルチェーン。“安全・清潔・ぐっすり眠れる”をコンセプトのもと、1996年の1号店開業から30年周年を迎えを迎えました。J.D.パワーの顧客満足度調査では、エコノミーホテル部門で11年連続No.1(※2)を獲得。環境大臣が認定する「エコ・ファースト企業」にも、ホテル業界で唯一(※3)選ばれています。
